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初めての釣果

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忘備録
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どうも!りっくです!

今回は…秋川!釣り!テンカラ!

遊漁券を購入してから、早くも1ヶ月ちょっとが経ち、秋川での渓流釣りの経験も早くも10回を迎えようとしていました。

しかし未だ釣果無し!毎度ボウズ!

この日も、どうせ釣れないのだろうと思いながら秋川に足を運びました。

普段はキャンプと併せて行くことが多いのですが、今回は平日ど真ん中。

休日出勤の振替を利用して、朝も早くから家を飛び出しました。

時間もあるので、秋川を開拓しようと、普段は行かない南秋川にハンドルを切りました。

そもそも秋川は、檜原村に入った辺りから北秋川と南秋川に別れ、それが本流に合流する形になっています。

以前釣具屋でもらった釣りマップを参考に、南秋川沿いの峠を登って行くのですが、

目星をつけていた場所は、車も停められそうになければ、降りられそうな場所もなく。

目を凝らしながら走り続けること早くも20分。

南秋川に沿うようにしてある民家の隙間に、林道にも似た雰囲気の道が一瞬見えました。

ん?あそこはもしや…

と思い、ある程度のところでUターンをかまして数分前に見た側道へ入って行くことにしました。

段々と道は狭くなって行くのですが、その分川も近づいて来ます。

気がつくと、すぐ左を川が流れているのが見えました。

ここダァ!

とショート猪木で高揚感を醸し出してから車を停め、階段状になった木の根を降りて行きます。

ほんの1mほど下ったところに、か細くも強く流れる川がありました。

そこで竿を出し、なんだかピンとくるポイントに毛鉤を届け続けます。

渓流を登り続けて1時間経っても2時間経っても釣れず、ほらな、やっぱり。と最後の1投を手から離した瞬間でした。

フワっと浮いていたはずの毛鉤が一瞬で水面に引きずり込まれ、見えなくなりました。

キタ!

そう思って竿を立てると、手のひらにぶるぶるとした感触を受けました。

マナーモードにしたガラケーの振動にもよく似たこの振動が何を意味するか、理解するのに時間はかかりませんでした。

釣れた。そう確信してラインを手に取り自分の胸元に寄せると、ついていました。

君はだれ?なに?

ヤマメじゃないじゃん。イワナじゃないじゃん。

とはいえですよ、初めての釣果が嬉しくないわけありません。

自分で作った毛鉤が、生きた魚の口元に刺さっているのです。

さすがに感動を覚えました。もちろん実力がついたと過信しているわけではありません。

しかし、釣れないことはないのだとこの時はっきりわかったわけなのです。

嬉しくて何枚も写真を撮りました。

まだまだいけるぞ!と調子に乗り、そこからさらに渓流を上りました。

すると、再びアタリが。

今度は信じられないくらい小さいやつでしたが、なんと初めての釣果の直後にまた釣れたのです。

これはポイントがよかったのか?いや、実力じゃい!

と鼻を高くして車まで戻りました。

心臓はバクバクです。こんなに嬉しいんだ!と少年心を取り戻したのでした。

ちなみに、魚の種類がいまいちわかりません。

カワムツかな?と思ってはいるのですが、有識者の方ご教授ください。

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