どうも!りっくです!
今回は、とある薪をご紹介したいと思います。
その名も・・・
ピカ薪
なんだそれ?
と思った方も、
知ってるよー!と思った方も
ぜひ最後まで読んでみてください。
ピカ薪って?
今回ご紹介するピカ薪・・・。
こちらは、
九州薪販売センター
という、薪の専門店が出している、とんでもないの薪の名称です。
ほぼささくれなし
ほぼ水分なし
ほぼ虫や菌なし
と謳っている薪ですが、それって煙も出にくくて余計な怪我をする心配もなくて火も付きやすいってこと!?
そんな都合のいい話があるわけないので、まずは試してみましょう。
届いた!ピカ薪!
不思議なフォルム
なんかこう、薪というと木をスパぁーん!と割って、割りっぱなしのものが多いと思うのですが、
これはつるんと滑らかで、思わず頬に擦りつけてみたくなるほど。
この滑らかさ、確かに指や服をささくれに引っ掛けることもなさそうです。
広葉樹なので滑らかな見た目に反してずっしり感はありますが、可愛いらしいフォルムに愛着が湧きます。
いつもと違う焚き火
よし、火をつけるか!
と思い薪を手に取り、火付けにベストな細い薪を探します。
あれ・・・見つからない。
細いものはあるにはあるのですが、とはいえ太い。
そう、焚き付けに使うような細い薪が見つからないのです。
そしてインスタグラムを確認すると、
ん?火付けに絶対の自信があります・・・?
え?そのまま行けるの?この太さ?嘘だろ・・・?
とはいえ、細いものはない。ものは試しだ、と、ピカ薪を並べ火口を薪の下にそーっとくべてみます。
あれよあれよと燃え始めました。
マジかよ。
既に驚きの連続です。
違和感の正体
ピカ薪を使っている間、なんだか不思議な違和感がありました。
この違和感はなんだろう。
そう思って焚き火を続けていると、あることに気がついてしまいました。
そうか!煙たくない!!
写真じゃ根拠を伝えられないかもしれませんが、比較してみましょう。
左が、ピカ薪を使った焚き火。
右が普通の薪を使った焚き火。
どうですか?全然煙が出てないのが分かりますか?
これがピカ薪の真骨頂と言っても過言ではないでしょう。
燃焼時間
ピカ薪は、広葉樹で作られているため、燃焼時間はそもそも長いのですが、それを加味しても長く燃えてる・・・気がする。
大体、広葉樹は7kgで3〜4時間燃焼すると言われているのですが、
このピカ薪を使った時は、10kgを持ち出し、14時頃から22時まで、およそ8時間焚き火をしていましたが
なぜか無くなりませんでした。
残った薪も3kgほど。
つまり、よく目にする薪の倍くらいの燃焼時間となったわけです。
もちろん、天候や気温、気候にも起因するので一概には言えませんが、密度が高い分燃焼時間も長くなるのかもしれません。
何がすごいの?
ピカ薪の何がすごいの?という話は、もうすでに話してしまいましたが、おさらいも込めてご説明しましょう。
含水率ほぼ0%!
これが何よりもすごい。
ピカ薪のインスタグラムを見てみると
気づかないうちに水分まで購入していませんか?
と、中々強気な文言が一番に目に止まります。
でも、そうなんです。このピカ薪・・・
職人さんが一本一本丁寧に薪割りをして、機械を使った特殊な製法で内部まで強制的に乾燥させているため、
含水率は驚異のほぼ0%なんです。
一般的に売られている薪の含水率は、多いもので30%ほど。0%がどれだけすごいか分かりますね。
ほぼ0%だからなんなの?
そうですね、だからなんだよと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
薪に水分が含まれていないということは
- 爆ぜない
- 煙が出にくい
- 燃え残りにくい
という恩恵があるのです。
もう魅力的。
とっても滑らかな肌触り
薪を割ったり、フェザリングをしてるときに、
いてっ
と、ささくれた部分が手や服に引っかかった経験がある方も少なくないのではないでしょうか?
そのささくれがないのです。安全。
とはいえ、そこに甘えず、焚き火をする際は必ずグローブを着用するようにしてくださいね。
薪割りの必要なし
とても魅力に感じるのが、これ。
広葉樹なのに、薪割りをする必要がないのです。
細いものから順々に・・・というのが焚き火のセオリーですが、ピカ薪においては少し違います。
火種さえ準備できたら、後は燃やすだけ。着火剤なんかを使えば、超簡単に火が点けられるのです。
※着火剤の量や質にもよります
もちろん、薪割りをすることはできますが、薪の両端が可愛らしい丸みを帯びている為、アックスの刃が安定しにくいのであまりおすすめはしません。
バトニングで割れるものならやってみてもいいかもしれませんね。
ちなみに僕は、暖かい季節は小さい焚火台を使用しているので、割ったり折ったりして使っています。
コスパはどう?
コスパはどうでしょう。
15kg 4280円(2024.10.7現在)
です。
値段だけで言えば、もっと安いものもあるかもしれませんが、
前述したこの特徴。なにより燃焼時間や、焚き火の時の不快感と訣別できるのであれば、安いのではないでしょうか?
それに・・・15kgともなると、相場は3000円前後。
大して変わらない上に、無駄な水分を買うくらいなら、ピカ薪一択なのではないでしょうか。
ピカ吉???
この画像のように、ランダムでピカ吉と焼き印を押された薪が入っていることがあります。
この薪が出たら超ラッキー。
インスタグラムなどで報告すると、次回の注文時に3kgサービスしてくれるのです。
ちなみに僕は1度しか当たったことがないです・・・。
まとめ
いかがでしたか?
ピカ薪。
こうして、どんどん新しい技術がキャンプを豊かにしてくれると思うと、ワクワクしますよね。
結構人気のある薪なので、購入に迷ったら、少量から試してみるのもいいかもしれません!
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