どうも!りっくです!
今回は、自作テーブルの作り方をご紹介いたします。
myogです。myog。(言いたいだけ)
前提と経緯
myogってなに?
制作過程に入る前に、なぜ自分で作ろうと思ったのか、その経緯をお話しておきましょう。
そもそもmyogってなんぞや?というお話ですが・・・
まず、前提としてアウトドア遊びには、自分の道具は自分で用意する。というマインドが存在しています。
もちろん、既製品が素晴らしいことは承知の上ですが、
自分のこだわりを詰め込んだ理想のギアを自分で用意しよう
という思想のもと、いろいろな人がギアの自作を楽しんでいます。
これのことを、myogというのです。
myog というのは、Make Your Own Gearの頭文字。
直訳すると、自分の道具は自分で作れ。となります。
簡単に説明しましたが、(興味ない人は読み飛ばしてね。)
そもそもmyogは、ウルトラライトハイキングの根底にある文化で、
その開祖でもあるレイ・ジャーディンも、自分に合ったバックパックをmyogってロングトレイルを楽しんだそう。いわゆるレイウェイバックですが、これが今のULバックパックの元となっていると言っても過言ではありません。夢があるなぁ。
90年代には、西海岸を歩く一部のハイカーたちの間で、ウルトラライトの文化とその手法が流行し、現代に受け継がれてきているわけです。
しかし、現代のmyogの文化として根本的に違うのは、当時のような自分のものは自分で作れというソリッド感のある意味合いよりも、道具の構造を理解し、自分に合ったギアを作る、という物作りのポリシーのような意味合いが強くなってきています。
要は、自分に合った道具で、こだわって作って、それで遊ぼうぜ!っていう話です。
なぜ作ろうと思ったか
元々、テーブルは小さく切った合板(98g)を使用していた僕は、軽量なテーブルを探していました。
各社様々な軽量テーブルを出していて、とにかく目移りしていました。
有名なのは、カスケードワイルドのプラダンボールのテーブルですね。
その他にも、MOFMA ゴーストテーブルや、フィールドホッパーなど・・・
探してみたもののなんかしっくりこない。その原因は、
仕舞い寸法にありました。
そう、なんか嫌だったのです。どうしてもテーブルの存在感が拭いきれず・・・
それなら自作すればいいじゃん!!!
と思ったのが始まりです。
自作テーブルの作り方
長くなりましたが、早速テーブルの作り方をご紹介していきましょう。
今回作るテーブルは、ウルトラライトを意識して、極限まで削ぎ落とした物ですが、
お好みのサイズで作れば、自分に合ったサイズのものができます。
用意するもの
今回は、カスケードワイルドに倣って、軽量で丈夫なプラダンボールを使用して製作します。
必要なものは、
です。あえて買い足さないといけないものは、プラダンボールとマジックテープでしょうか。
カッターマットは、段ボールなどでも代用可能です。
切り出し
まずは使いたいサイズを決めましょう。
僕の場合は、天板部分を12cm×13cmで作成しました。
ここで注意しないといけないのが、12cm×13cmの天板を使用するためには、
その両サイドに5cmずつクリアランスを設けないといけないこと。
こんな感じに。
切り込みを入れる
切り出した素材の、両サイドは三つ折りにするため、
こんな感じで、端から1.5cm、1.5cm、2cmの位置で切り込みを入れていきます。
力を入れすぎると裁断されてしまうので、絶妙な力加減を意識しましょう。
※上の切れ端は比較用なので気にしないでください。
折りたたみ位置を決める
ここが最難関ポイントなのですが・・・
天板部分の中央に切り込みを入れて、二つ折りができるようにします。
切り込みを入れる位置は、ど真ん中・・・ではなく、
そのど真ん中のマスの、両サイドのマスの中央に切り込みを入れます。
すると、こんな風に山折ができるようになります。
折りたたみ機構
このままでは、自立してくれないので、
- 足部分
- 折りたたみ部分
にマジックテープを貼って、折りたたみができるようにします。
貼る位置はこんな感じ。
※前段階の切り込みに失敗していますが、ここは分離させない方が吉です
はい、完成。
これでもう完成です。
重量は、13g。
サイズは、シェラカップとコップを置ける仕様になっています。
プラダンボールの素材は、ポリプロピレンなので、耐熱性もバッチリです。
大体160℃くらい耐えられます。(直火は溶けます)
まとめ
いかがでしたか?
超簡単自作テーブルの作り方でした。
サイズはお好みで変更できるので、自分に合ったサイズで自作してみて下さい。
ちなみに僕は、地面に置けばテーブル要らなくない?と思って今は使ってません( ´∀`)
でも、こうして自分のギアを自分で作ってみると、なんだか自然との距離感が近づく気がして、もっとアウトドアが楽しくなりますよ。
ぜひ。
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