どうも!りっくです!
今回ご紹介するのは、DDタープ。
僕をタープ泊の世界に引き摺り込んだ思い出のギアです。
今回も基本スペックと合わせて、使ってわかったメリットデメリットを正直レビューいたします。
レッツゴー。
DDタープとは
DDタープとは、イギリスに本社を置く
DD Hammocks社
が販売しているタープです。
アレンジの幅も工夫次第で一気に広がるため、テント代わりにも、宴開幕にも、いろいろなシーンにピッタリなタープです。
そのため、無骨なスタイルのキャンプとの相性がいいので、野営やブッシュクラフトを好むキャンパーに特に人気なプロダクトになっています。
特徴
何よりも一番の特徴は、ループの多さ。
一般的なタープのループ数は、多くても6〜8個程。
それに対しDDタープは、なんと2倍の19個。
このループ数の多さが、設営の可能性の幅を広げてくれます。
3×3って?
DDタープを調べようと思うと、3×3や、4×4などという製品が出てきます。(そのほかサイズ表記のものもあります)
ここで言っている数字は、タープの一辺の長さです。
つまり、3×3は、3m四方のスクエアタープということになります。
何よりわかりやすいのが、メートル法を採用しているところ。
そう、DD hammocks社は、日本にも支社を置いているのです。(DD Hammocks Japan)
こういった海外製品を購入する際一番困るのは、フィート表記だったり、インチ表記だったりするところですよね。でも、DDタープに関しては、メートル法を採用してくれているので、直感的にサイズ感を掴むことができます。
サイズ選び
サイズ展開についてはややこしいのですが、スクエアタープに関していうと、
2×2、3×3、3.5×3.5、4×4、5×5(m)
の5サイズ展開となっています。
そのほかにも、長方形のものや、カーサイドタープ、各種プロ仕様のものや軽量化されたものなどが販売されています。
では、どうやってサイズを選ぶか・・・。
結論から言うと、僕は3×3を激推します。
なぜなら・・・片付けやすい、設営しやすい、軽い
これに尽きます。
迷ったら4×4一択!!!
という方もいるのですが、正直ここに関しては用途や求める使用感にもよると思います。
なので、迷った際は3×3でどうでしょうか・・・?
4×4も、もちろん広くて快適なのですが、1人で撤収するにはもう少し小さいといいな・・・と思ったりもするわけです。特に雨の降った後や、冬の結露に対して、バサバサするのが、まあ重い。
仕舞い寸法も必然的に大きくなってしまうのでストレスなく、満足感を得られる3×3を推します!
ディティールと付属品
今回は、3×3にフォーカスしてお話ししていきます。
付属品
購入したときに付属しているものは以下の通りです。
- タープ本体
- ガイロープ×4
- ペグ×4
めっちゃシンプル!!!!
ちなみに、ペグは使い物になりません。太めの針金を曲げたようなペグが入っています。ポイです。
重さやカラー展開
カラー展開は、
オリーブグリーン
コヨーテブラウン
ジェットブラック
オレンジ
となっています。サイズによってはカモ柄などもあるので、お気に入りの色で選ぶのもいいかもしれません。
重量は、790g
軽くないですか?もちろん、ペグやガイロープを含まない重量になりますが、同サイズのテントに比べると随分と軽くなります。
耐水圧
耐水圧は3000mm。ビニール傘の10倍以上です。
タープとしても、テントとしても十分すぎる性能ですね!
おすすめの張り方3選
せっかくなので、買ったその日にできる超簡単な張り方をご紹介します。
詳しい設営の方法については、また後日記事にするのでお楽しみに!
パスファインダー
この張り方の良いところは、なんといっても居住性の高さ。
まるでテントのような空間を作り出すことができます。
また、設営も簡単で機密性も確保できるため、冬のタープ泊にもってこいです。
夏は暑いだろ!という愚問はそっとしまっておいてください。
DDタープのいいところはアレンジ幅。
もちろん、夏用に通気性を確保した変形型の張り方もできます。
ビークフライ
中々クールな形のビークフライ。
これも設営は簡単で、折りたたんだ一部が地面側に来るので、別途シートを用意しなくてもいいのが優れポイント。
ビークフライは本当にソロ用テントくらいのサイズ感になるので、テントいらないじゃん!
と心から思わせてくれる張り方です。
ダイヤモンド
この張り方はタープ泊には不向きかもしれませんが、中にメッシュテントなどを立てれば、カンガルースタイルにも変化する、汎用性のある張り方です。
張り方もおそらく一番簡単です。
日中はこのまま過ごして、眠くなったらそのまま横になって眠ることもできるので、ちょっと設営面倒だなと言う時や、今日はとことん飲むぞ〜と言うときに重宝する張り方です。
冬は寒いですが、これも張り方を工夫することで、ある程度の機密性を作り出すことができます。
気になるところ
収納方法
DDタープは、ポリエステルタフタと言う素材でできているため、耐水性や耐久性に優れているのですが
何度も同じところで折り曲げて畳んでしまうとその部分だけ脆くなってしまうため、少々気配りは必要です。
それをストレスに感じるかどうかは人それぞれですが、僕どうでもいいところにこだわりが強い几帳面さんなので別の折り目をつけることにかなり抵抗がありました。
焚き火は?
これはDDタープに限らず、ポリエステルやナイロン生地を使用する際は気をつけなければならないことですが、タープの下での焚き火はできません。
できません
と言うのは語弊があるので補足すると、小さな火の粉でも穴が開きます。
穴が開くと言うことは、その部分から雨漏りをすることも考えられるので、特徴である耐水性や耐久性にヒビを入れてしまうことになるため注意が必要です。
しかし、冒頭でもお話ししたように、無骨と言う言葉がどこまでも似合うこのギア。
開いた穴まで愛せるキャンパーにはうってつけのタープです。
ちなみに・・・
張り方次第で、頂点を高くすることは可能なので、そうして確保したスペースで焚き火をするなど工夫次第でやりたいことは全てできます。
僕のDDタープは穴だらけです。
どこで買える?
これが、意外と手に入らないのです。
基本的には、在庫や並行輸入品があれば、ECサイトでの購入は可能ですが、数々のアウトドアショップで確認しましたが、中々見かけないのが実情。
と言うのもひと昔前の話。
最近では、某新宿のアウトドアショップの店頭に置いてありました!
※写真を貼ろうと思いましたが、法に触れるので割愛(撮影時3×3は在庫無し)
世の中にDDタープが見つかった気がして嬉しい瞬間でした。
今では直営店も増えているようなので、是非ホームページから確認してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
DDタープ、名前は聞いたことあるけどどんなもんなん?
と言う方に届けば幸いです。
張るだけで無骨な雰囲気を演出してくれるDDタープ、ぜひ試してみてください!
質問も受け付けているのでぜひコメント欄まで!
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