どうも!りきです!
突然の改名です!!今後は、『りき』として活動していきますのでお見知り置きを!
さて・・・今回は、僕の相棒と言っても過言ではないシュラフについてご紹介いたします!!
Enlightened Equipment
「軽量装備にしたい。でも寝れなかったら意味ないじゃん。」
僕がバックパックひとつでキャンプするようになってから、ずっと悩んでたのが寝袋でした。
軽くすればするほど身軽になる、その分本当に「そんな装備で大丈夫か?」と疑心暗鬼になっていました。

夜が寒いと、どれだけ楽しいキャンプでもマジで地獄になりますからね。
そんなときに出会ったのが、Enlightened EquipmentのRevelation。
UL系の寝袋としてはとっても有名で、気にはなってたけど、正直「これほんとにいける?」と不安で中々手を出せずにいました。
が、しかし・・・導入してからというもの、もうすっかり相棒になっていて、今ではキャンプに持っていかない日はない(晩秋、冬は)

Enlightened Equipmentって?
この寝袋を作ってる「エンライトイクイップメント(Enlightened Equipment)」は、アメリカのミネソタ州にあるUL(ウルトラライト)系のブランド。
特にこのブランドは、「どれだけ軽くしても、快適さは妥協しない」っていう思いが随所に現れていて、それがまさにこのキルト型寝袋=Revelationを完成させたと言っても過言ではないでしょう。
ちょっと寄り道:ULって何?なんでそこまで軽くしたいの?
UL(ウルトラライト)っていうのは、「必要最低限の装備で自然の中に入って、より自由に動く」っていうスタイルのことです。簡単に言えばね。
元々はロングトレイル(アメリカの何千kmもある山道)を歩ききるために考えられたスタイルで、ULハイカーたちは1gでも軽くするためにギアをとことん選び抜くわけですよ。
でも、軽くすればするほど“快適さ”が失われていくのも事実で、たとえば「寝袋を削る=ちゃんと寝れないリスクがある」っていうことにもなりかねないのです。
だから本気でULやってる人たちは、軽さと快適さのバランスをどう取るかってところにめちゃくちゃこだわってるように思いますね。だいぶ脱線しましたが・・・。
Revelation
Revelationは、そんなULカルチャーの中で生まれた「超軽量で、寝心地も諦めない」キルト型の寝袋。
背中側が開いてて、ジッパーもなくて、構造はとことんシンプル。
でも、だからこそ軽く、自由で、使う人に合わせられるっていう設計になってるっちゅーわけやな。
「寝袋といえば、マミー!封筒型!」っていう思い込みを壊してくれるような存在で、
僕自身も初めてこれを手に取ったとき、正直ちょっとビビったけど、「使ってみたら戻れない」ってなるタイプのギアでした。
ちなみに、僕の使用している30℉というのは、快適温度-1℃に相当します。
他にも、20℉や50℉などもあります。ここでは割愛するけどね。
使用インプレッション
初めて使った時の驚き、桃の木山椒の木
とにかくまず驚いたのは軽さ。
ザックを背負って「え、寝袋入れたよな?」って何回も確認するレベルで小さいし、軽い。
実際の重量は540gちょいだっただけど、体感だともっと軽く感じました。マジで羽根。
しかも、ペタンとしたパッキングサイズなのに、開くとちゃんと大人ひとりを包める大きさがあって、「これでちゃんと寝れるのか…?」ワクワクしました。(変だね)
-5℃でも寝れちゃった。
春や秋のキャンプでは、正直何も言うことがないくらい快適なこいつですが、
気になるのは「どこまで寒さに耐えられるのか?」ってとこでした。
というわけでわたくし、人体実験に臨むことにいたしました。
状況は、冬の低山キャンプ。
宿泊方法は、カウボーイスタイル。
寒さを感じられなきゃ意味ないのでね。
• 軽量アノラックパーカー(JINDAIJI MOUNTAIN WORKS/kanga roo anorak)
• 地面にはR値2.5のスリーピングマット(NEMO/テンサーレギュラーマミー)
・インナーシュラフ(SEA TO SAMMIT/リアクター エクストリーム)
と、こんな感じの装備で人体実験に臨みました。
結論から言うと、普通に寝れてしまいました。
0℃はもちろん難なくクリア。

−2℃や−4℃も何度か経験し、ちょっと肌寒い感じ。

そして−5℃ですが、寝付けないほど寒いわけではなく、気がついたら朝。爆睡。

正直、ここまで耐えられるとは思ってなかったので驚きでした。
もちろん、これは「キルト1枚で裸でも余裕」ってことじゃなくて、ちゃんと使いこなせばキルトでもここまで行けるって話。
「軽量=寒い」じゃないことを身をもって体感した実験でした。
扱いやすさと、ちょい癖。
キルト型だから、足元のジッパーで通気調整できるし、暑いときはパッと開いて掛け布団スタイルにもできる。
夏場とか標高低いところでは、その柔軟さがめちゃくちゃありがたいのですよ。
わかりますよね!?
逆に、寒いときはドローコードを使ってキュッと体にフィットさせる必要があるから、最初はちょっとコツを掴むまで試行錯誤しました。
「なんか寒いな」って思ったら、大体どっかから空気入ってきてるので、
そういうときは、ちょっと寝返り打って隙間を埋めたり、自分なりのポジションを見つけていく感じです。
それも含めて、なんか「自分で寝袋を使いこなしてる」感があって、僕は大好きなのです。
いいとこ、気になるところ
よかったところ
• とにかく軽い(ザックに余裕が生まれる)
• 収納サイズがとにかく小さい
• オーダーで自分に合ったサイズが選べる(選ぶこともできる)
• 人によってはオールシーズン使える懐の深さ
・ハンモック泊のアンダーキルトとしても超優秀!

△ 気になったところ
• 最初は使い方に慣れが必要(ドローコード調整など)
• 寒さへの対応は「寝袋単体」じゃなくて「全体の装備」で考える必要がある
• 完全な初心者より、ある程度経験積んだ人向きかも
こんな人におすすめしたい
• バックパックキャンプやUL志向の人
• 「重さは減らしたいけど、ちゃんと寝たい」なんていうわがままな人
• 寒さ対策の知識と工夫を楽しめる人
• 決まった形より、自分に合った寝方をしたい人
軽い装備にして、山をもっと自由に歩きたい。
そんな人にこそ、レベレーションはハマると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
たかが寝袋、されど寝袋・・・。
余談ですが僕は、春夏は家の掛け布団としてもヘビーユーズしております。
「寝袋ひとつで、キャンプの自由度ってここまで変わるんだな」
って思わせてくれたギア、Revelation30℉のインプレッションでした!!
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