どうも!りっくです!
なんだか昭和後期の入門書籍みたいなタイトルになってしまいました。
今回は焚き付けに使用する、フェザースティックの作り方についてお話させていただきましょう。
フェザースティックは、どんな場面でも力になる、ナイフの使い方の基礎にもなるので、ぜひ一読してから試してみてください!
フェザースティックとは?
フェザースティックとは、単純明快、
木を薄く削り羽毛のように、作る焚き付け材や火口のことを言います。
おそらく、このページに辿り着くまでの間に目にしたことがあると思いますが、これのことです。
この、フェザースティックは空気の入り口が多いので、よく燃えるためこれにさえ火が点けば安泰とも言えるでしょう。
実は奥が深いフェザースティック。徹底解明していきましょう。
フェザースティックを作る
フェザースティックは、簡単に作れるのですが、実はちょっとした技術も必要な繊細な作業になります。
今、ちょこっと上げたハードルは、この後しっかりと地面に突き刺すので最後までお付き合いください。
フェザースティックのなんとも言えないハードルは、“難しそう”なところ。
でも、練習すれば、難しいことではありません。
僕も最初はこんなチンケなフェザースティックを作っていました。
しかし、悔しかった僕は割り箸を大量に購入してきて、それを使ってじっくりと練習を重ねました。
当時使っていたナイフはモーラナイフ。
ブッシュクラフト入門としては、軽くて鋭くて取り回しのしやすい、至高のナイフです。
大量に買ってきた割り箸でしたが、2膳ほど作った段階で結構できるようになってしまいました。
僕はこう見えて、手先は器用なのです。
でも、この割り箸を使った練習はかなり効果があると思うので、めげずに練習してくださいね。
結構できるようになった!
と思っていた僕でしたが、実は、ナイフによって完成度に変化があることもわかりました。
左が、モーラナイフで作ったフェザースティック。
右が、メタスラの使用するベッカーで作ったフェザースティック。
どちらも僕が作ったフェザースティックですが、こうも違うか・・・!と驚かされました。
やってみようフェザリング
これまでフェザースティックと申してまりましたが・・・
それはあくまでも完成品の話。このフェザースティックを作る技術のことを
フェザリング
と呼びます。
では、本題です。
やってみましょう!
木との対話
フェザリングにおいて一番大切なのは、木との対話です。
なんかキナ臭くなってきたな・・・と感じるのはやめてください。いや、やめなさい。
そういうスピリチュアル的なことではなく、木のことをよく知ろうというお話です☆
まず、フェザリングに向いている木材は、針葉樹。
これだけは覚えておきましょう。まぁ?僕くらいの?レベルになると?広葉樹でも作れますが、焚き付けに広葉樹は向かないので、針葉樹を選択してください。
そして大事なのが、削る向き。
これはキャンパーでも意外と知らない人が多いのですが、木にはならい目と逆目という繊維の向きが存在します。
これは、木の成長過程によって生まれるものなのですが、木材について語りたい気持ちをグッと堪えて割愛。
これは、触ってみると一目瞭然です。一目・・・?一触?しらね。
触ると、指がツーッと滑る向きと、ザラザラと引っかかる向きがあるのでよくわかりやすいと思います。
削る向きは、ならい目。ならい目方向に削りだしましょう。
ナイフの角度
フェザリングで一番大切なことは、ナイフの角度です。鈍角すぎると削れないし、鋭角すぎても削れません。
一番大事なこと二つ目じゃん・・・とかはスルーしてください。
どの角度が適切か。という話になってくるのですが、
これは、鈍角すぎます。
うーーーーん!これくらい!
ちょっとこれ、反対側は足で支えているのでマジで撮り辛かった。褒めてください。
削る
あとはもう、薄く薄くを意識して削っていくだけです。
チカラを入れすぎると、大きく削れてしまうので注意が必要です。
ググッと力を入れたら、先端に向けて力を抜いていくイメージです。
そして、極大ポイントなのですが、
先端まで行った時に、グッと刃を立ててください。
これをすることで、前に折り返した木の下にクリアランスを作ることができるのでこうして同じ角でいくつもフェザーを作ることができるようになります。
おまけ
僕が今使っているナイフは、
JOKER EMBER
です。多少の重みがあるため、軽い力で扱うことができるこういったナイフもおすすめです。
まとめ
わかりましたか?
言い訳をするわけではないですが、ブログを始めておよそ1ヶ月。
まだまだ文字数の少ない内容は少々怖いので、各所にとても余計な言葉を紡いでいます。
フェザリングを学びながら、クスッと笑ってもらえると光栄です。
ほな!
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