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軽量化、破竹の勢い

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キャンプ
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どうも!りっくです!

気がつくと、周りには軽量ギアが増えていました。

もう誰にも止められません。

キャンプサイトがこうなりました。

これは人によってはキャンプとは言えないかもしれませんが、いいのです!

キャンプの楽しみ方は人それぞれ。

このタープのレビューは多分少し長くなるので、また今度にしますが、

JINDAIJI MOUNTAIN WORKSという、高尾にアトリエを持つ、クラフトギアメーカーです。

実は、以前ご紹介した、福善の影隠に合うロープを探している時に出会い、そのコンセプトや、デザインに引き込まれてしまったのです。

いや、話し込んでしまいそうなので、ここらで抑えておきましょう・・・・

そうそう、軽量化の話しでした。

そもそも、何を持って軽量化なのか、これはこの時の僕にはわかりません。

とにかく軽いギアを揃えて、苦しくないキャンプができたらそれでいいやと、そんな風に思っていました。

いいわけないだろ。楽しめよ。

と、今になったら思えますが、当時の僕は、前回よりも軽くするぞー!と肩をブンブン回して、過去の自分と戦っていたのです。

だから、楽しむという、一番大事なギアを家に置いてキャンプに行くことが多かったのです。(うま)

あまりにもキマったので斜めで太字にしておきました。

つまり、当時キャンプで感じていたことは、

「これも軽くできそうだな」とか「なんで前回よりも重いんだろう」とか、そんなくだらないことばかり。

しかし、僕のことを止められる人はもうどこにもいません。そもそも、身近でキャンプをしているメタスラでさえ、軽量化の荒波に、なんなら僕よりも早く飲み込まれていたのです。

こうなると、使いもしないのに購入したクッカーのハンドルを抜いてみて、

「お、10gも軽くなった!」と喜んでみたり、

テーブルを自作(myog)してみたり・・・

そんなことばかりしていました。

しかし、ひょんなことから転機が訪れます。

キャンプの暇な時間、本でも読もうかな

そう思い一冊の小説を手にした僕。小学二年生レベルの語彙力しかない僕にとっては、勉強もできて一石二鳥だ!と、ウキウキしていました。

昼にすこーーし読んで、昼寝をかました僕は、焚き火の炎、ないしは月明かりで本が読めたらなんかちょっとイカすんじゃない?

と夜になるのを待ちました。

偶然にも満月で、月明かりが煌々と足元を照らしています。

焚き火の炎もまるで僕が本を読むために居てくれているかのような、そんな大きな火となって静かに揺られています。

静まり返った夜、そっと小説を開きます。パラ・・・っと優しい音がしました。しかし、

読めねえwwwww

全く字が見えないのです。

これが僕に訪れた転機です。

そうなんだ読めないんだ!月明かりじゃ読めないのか!?焚き火の光が邪魔してるのか!?

まるで、初めて火起こしをした時に感じた、全然つかない!なんでだ!?こうかな!?それともこうかな!?とワクワクした時と同じ気持ちでした。

調べてみると、瞳の黒い我々日本人は、そもそも暗闇で活動するのに向いていないそうです。

こんな面白いこと、試してみるまで気付きようがありませんよね。これを、自然が気づかせてくれたのです。

そうだった、キャンプは楽しんでナンボだった。こういう、小さな気付きも楽しんでいかなくちゃな。

そう感じて、軌道修正を図る僕なのでした。

終わり。

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