どうも!りっくです!
初めてのキャンプにでも是非持っていってほしい焚火台。
みなさんはお気に入りの焚火台、見つかりましたか?
今回は僕の愛する焚火台、ピコグリル398を徹底レビューしていきたいと思います!
ピコグリルって?
ピコグリルとは、
スイスに本社を置くSTC社というメーカーの販売している焚火台です。
高品質で、長く使用することのできるモノ作りに定評のあるメーカーです。
名前は聞いたことがある!という方もいるかもしれません。
芸人でキャンパーのヒロシさんが愛用していることで、爆発的に人気に火がついたようですね。
僕も触発されたうちの1人で、焚火台といえばこれだろううと!!
今でもそう信じて愛用しております。
STC社の社長であり、アウトドアマンでもあるブルーノ氏が、
自然環境を傷つけることなく、調理を可能にし、長い旅でも燃料を節約でき、仲間とともに暖をとって語らうことのできる小さな焚き火台。
として開発したのがこの、ピコグリルなんですって!!!
当時は、この構造自体斬新で、アウトドアの世界を沸かせに沸かせていたそうです。
と、まあ、うんちくはさておき。
ピコグリルは、今回ご紹介する398という物の他にも様々なサイズ展開があるので
気になる方はぜひ調べてみてください。
類似品
アレェ・・・
なんか重いし、思ってたのと違うな・・・。
そうです。キャンプに本腰を入れるとは微塵も思っていなかった僕は、
まずはパク・・・“よく似た”商品で満足していたのです。
これはこれで、パチグリルと命名して可愛がっていましたけどね。
似た商品は、探すと意外と見つかるので、安いもので使い勝手を試してみるのも良いかもしれませんね!
キャンプに慣れてきて、週末の飲み歩き廃人も卒業した僕は、
ついに念願のピコグリルを手に。
ありがとう!パチグリル!君にはセカンドライフが待っている!
仕様とディティール
細かい使用感などはしっかりみっちり後述するとして、
まずは仕様などについて話しておきましょう。
内容
購入した時に付属するものは、
となっています。
重量
重量は、およそ442g。
フレームが202g
プレート部分が164g
スピットが、1つ38g。
収納袋が47g
となっています。
素材
素材は、オールステンレス。
チタンなど、他の素材に比べれば重厚感はありますが、
ステンレスはなによりこの頑丈さと軽量性のバランスが素晴らしいんです。
サイズ
収納サイズ
収納サイズは
33.5 x 23.5 x 1.3 cm
と、およそA4サイズ程度になってしまいます。
そしてこの薄さ。1.3cmですよ?
薄すぎる・・・。
展開サイズ
こんなに薄かったら、そりゃ展開サイズも小さいんでしょ?・・・って?
38cm×26.3cm×24.4cm
です。(実測)
えええええ!?!?!?
この!薄さに!どこに!そんな!サイズが!?
と驚きますよね。僕も最初は驚きました。
どうですか?十分そうでしょ?
ピコグリル398の良いところ
ピコグリル398の何がいいのよ。
気になりますよね?
軽量性とコンパクト性
なんと言っても、メーカー公称値442gの、この軽さ。
そして、A4サイズに収まるコンパクト性。
折りたたんで収納すると、A4サイズ、そして信じられないほど薄くなるんですよ。
収納サイズが小さくて薄いということは、バックパックの背面や、トランクボックスの隙間にスッと収めることができるわけですよね。ということは、本来焚火台を収めてたはずの場所は自由に使えるようになるので
結果的に荷物の容量を増やすことも、増やすものがなければ軽量化を促してくれるのです。
そもそもはハイキングシーンに向けに、カウンターカルチャー的に作られたピコグリルは
薪などを現地で調達することさえできれば、固形燃料や、ガス燃料、アルコール燃料を持ち運ぶ必要を無くしてくれるのです。
この軽量性とコンパクト性が
バックパック、自転車やバイク、車で行くキャンプまで、いろいろな遊びの幅を広げてくれますよ。
調理に最適
このピコグリルは、単純に焚火台としてももちろん美しいのですが、
この機能美にも目を向けていただきたい。
専用の、スピットと呼ばれる長いコの字型の串が付属しているのですが、
これは、フレームの上部に横渡しして五徳代わりに使用したり、
パンや野菜、肉などを刺して使う串としての本来の使い方もできるように設計されています。
付属はしていないものの、鉄板や、網を乗せて、思いつくまま、自由に調理を楽しむことができます。
燃焼維持力
ピコグリルの火床は、中央で緩やかな『V』の字になっているため、
薪を整列させて並べても、空気の通り道が確保されるのですよ。そのため、火付きもかなりよく
一度燃え始めたら、しばらく何もしなくても燃え続けてくれます。
火力の維持もそうですが、
大きめの薪もしっかり燃えてくれるので、その分、火をごちゃごちゃといじる頻度を減らすことができます。
デザイン
なんと言ってもこの形じゃないですか?
直線と緩やかな曲線で構成されたこの形状。
無駄な部分を全て排除し、機能性と合理性を追求したこの形のファンは少なくないはずです。
使ってみてどうなの?
はい、最高。
最高ですよそりゃもう。
これは、上述した内容も含んでいるのですが、
最初からバックパックキャンプをすると決めていた僕にとって、
何よりも一番フィットするのは、
軽量、コンパクト性です。
軽量であることはもう当然過ぎてスルーしますが、
コンパクト性は、もう何よりも素晴らしい。
バックパックの背面にスポッと収めて、中に寝袋やクッカーを入れて・・・
こいつの登場で、大きな焚火台を片手にしんどい思いをして電車に乗る必要がなくなったのです。
そして、燃焼効率の良さを実現してるこの形状とスペースは言わずもがな。
立枯れしているような木を使って焚き火をする際、どうしても手がかかるのは薪を切り出すところ。
どうしても、焚火台に収まるようにカットして、さらにバトニングをして・・・
と、手間のかかる作業を避けては通れないのですが、
余裕で乗せらるし、燃やせます。
そう、ピコグリルならね。
気になるところ
一応デメリット的なトコにも触れておきますか?
とにかく扱いやすいピコグリルですが、
気になる点としては、
が思い浮かびます。
変形
熱を加え続ければ、ステンレスも変形してしまうので、直接火を焚べているプレートの変形に関しては避けては通れないのですが、これ、ぶっちゃけて言うと、
収納サイズの要とも言える薄さが、守られなくなってしまうのです。
でも、大体隙間に入れれば、薄さは担保されるので、あまり気にしていません。
あくまでも、平置きした時に膨れてしまう、と言うお話です。
ちなみに、天地返しと言って、沿ったプレートを反対側にハメ込む方法もありますが、自己責任でお願いします。
僕は、48回目の使用で、プレートが反りに反ってしまい、天地返しをしました。
今は問題なく使用しています。
ご自身の使用頻度と照らし合わせて検討してみてください。
重いものを乗せ辛い
これは、軽量ギアのジレンマでもあるのですが、
本体が重いぶん、支えられるものの重量もある程度考慮しなければいけません。
とはいえ、ソロやデュオでの使用で、そこまで重たいものを使うこともないと思うので、
僕は、今までこのジレンマを実体験したことはありません。
欲しくなったら迷わず購入!
いかがでしたか?
ピコグリル・・・名前は聞いたことあるけど、どんな焚火台なの?
と気になっていた方は多いのではないでしょうか。
愛するあまり、少々偏ったレビューになってしまいましたが
どんなアウトドアにもマッチする最高の焚火台。
みなさんもぜひ使ってみてください。
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