どうも!りっくです!
初めてのキャンプに持っていってほしい焚火台!と称して、以前はピコグリル398についてレビューしましたが、みなさんはお気に入りの焚火台、見つかりましたか?
今回は同社の出すプロダクト、ピコグリル85についてご紹介していきたいと思います!
ピコグリルって?
ピコグリルとは、
スイスに本社を置くSTC社というメーカーの販売している焚火台です。
高品質で、長く使用することのできるモノ作りに定評のあるメーカーです。
名前は聞いたことがある!という方もいるかもしれません。
芸人でキャンパーのヒロシさんが愛用していることで、爆発的に人気に火がついたようですね。
僕も触発されたうちの1人で、焚火台といえばこれだろううと!!
今でもそう信じて愛用しております。
STC社の社長であり、アウトドアマンでもあるブルーノ氏が、
自然環境を傷つけることなく、調理を可能にし、長い旅でも燃料を節約でき、仲間とともに暖をとって語らうことのできる小さな焚き火台。
として開発したのが、ピコグリルなんですって!!!
当時は、この構造自体斬新で、アウトドアの世界を沸かせに沸かせていたそうです。
と、まあ、うんちくはさておき。
ピコグリルは、今回ご紹介する85という物の他にも様々なサイズ展開があるので
気になる方はぜひ調べてみてください。
仕様とディティール
細かい使用感などについては後述するとして、
まずは仕様などについて話しておきましょう。
内容
購入した時に付属するものは、
となっています。
重量
重量は、脅威の85g。
ピコグリル85の85は、重さだったのか・・・。
全ての内容物を含めても、約128gと超軽量です。
素材
素材は、オールステンレス。
チタンなど、他の素材に比べれば重厚感はありますが、
ステンレスはなによりこの頑丈さと軽量性のバランスが素晴らしいんです。
サイズ
収納サイズ
収納サイズは
25cm×16cm
と、A5サイズよりも少し大きいサイズとなっています。
薄さも、脅威の0.4cm。
やっぱりピコグリルは薄すぎる・・・。
カーゴパンツなら、ポケットにもスッと入っちゃいます。(俺調べ)
展開方法とサイズ
こんなに薄くて小さいのにも関わらず、展開サイズは
12cmx14cm
小さい可愛い焚火台です。
驚くべきは展開方法。両サイドを持ち、内側に力を加えるだけで完了です。展開時間脅威の1秒。
ピコグリル85の良いところ
で、結局ピコグリル85の何がいいのよ。
っていう話が気になりますよね。
軽量性とコンパクト性
なんと言っても、メーカー公称値82gの、この軽さ。
そして、およそA5サイズに収まるコンパクト性。
収納サイズが小さくて薄いということは、バックパックの背面や、大きめのポケットにも、隙間にスッと収めることができるわけです。ということは、本来大きな焚火台を収めてたはずの場所は自由に使えるようになるので結果的に荷物の容量を増やすことも、増やすものがなければ軽量化を促してくれるのです。
そもそもはハイキングシーンに向けに、カウンターカルチャー的に作られたピコグリルは
薪などを現地で調達することさえできれば、固形燃料や、ガス燃料、アルコール燃料を持ち運ぶ必要を無くしてくれるのです。
この軽量性とコンパクト性が
バックパック、自転車やバイク、車で行くキャンプまで、いろいろな遊びの幅を広げてくれるのです。
薪の調達が楽
ピコグリル85は、以前紹介した398に比べ、かなり小さい仕様となっているので、キャンプ場で購入するような薪はそのままでは入りません。
しかし、逆に言えば、その辺に落ちている枝などをポキポキ折るだけで薪の調達が済んでしまうのです。
つまり、これさえあれば、日本全国どこでも焚き火ができるようになるのです。(許可された場所のみ)
燃焼維持力
ピコグリルの火床は、中央で緩やかに湾曲し谷ができるようになているため、
薪をくべても、空気の通り道が確保されるのですよ。そのため、燃焼効率もよく、一度にたくさんの薪を入れてもしっかりと燃えてくれるのです。
細い、落ち枝のような薪のみならず、少し太い枝でも投入できてしまうので、安定してきたらそちらに切り替え、長い時間焚き火を楽しむことができます。
デザイン
なんと言ってもこの形じゃないですか?
直線と緩やかな曲線で構成されたこの形状。
無駄な部分を全て排除し、機能性と合理性を追求したこの形のファンは少なくないはずです。
使ってみてどうなの?
最高ですよそりゃもう。
これは、上述した内容も含んでいるのですが、
最初からバックパックキャンプをすると決めていた僕にとって、
何よりも一番フィットするのは、
軽量、コンパクト性です。
軽量であることはもう当然過ぎてスルーしますが、
コンパクト性は、もう何よりも素晴らしい。
バックパックの背面にスポッと収めて持ち運べる携帯性の高さが何よりもポイントですね。
そして、展開時間1秒で、燃焼効率も良いので、到着したらまず焚き火!も実現してくれます。
また、落ちている木や枝を拾えば、それをポキポキ折るだけで薪の調達が済んでしまうので、汗をかきながら薪割りをしたり、重い薪をキャンプサイトまで運ばななくて済むのです。
また、小さい焚き火台のメリットは、夏に使ってもそこまで暑くないという点。焚火台はそのサイズによって炎の大きさを変えますが、小さいのでその分炎も小さい。だから僕は3シーズンの使用をメインに愛用しています。
デメリットにも聞こえるかもしれませんが、炎を大きくしたければ大きくすることもできます。
そう、ピコグリルならね。
気になるところ
一応デメリット的なトコにも触れておきますか?
とにかく扱いやすいピコグリル85ですが、
気になる点としては、
が思い浮かびます。
変形
熱を加え続ければ、ステンレスも変形してしまうので、直接火を焚べているプレートの変形に関しては避けては通れないのですが、これ、ぶっちゃけて言うと、
収納サイズの要とも言える薄さが、守られなくなってしまうのです。
でも、大体隙間に入れれば、薄さは担保されるので、あまり気にしていません。
あくまでも、平置きした時に膨れてしまう、と言うお話です。
ピコグリル85は、クッカーを載せる部分が特に薄くて、使っていくうちにべこべこになってくるので、あまり重すぎるものを載せると少し不安感を感じます。
欲しくなったら迷わず購入!
いかがでしたか?
ピコグリル・・・名前は聞いたことあるけど、どんな焚火台なの?
と気になっていた方は多いのではないでしょうか。
愛するあまり、少々偏ったレビューになってしまいましたが
特に、登山や自転車キャンプなど、荷物は減らしたいけど焚き火はしたい!というアウトドアマンのわがままな思考にマッチする最高の焚火台です。
みなさんもぜひ使ってみてください。
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